マイクアーム(ブームスタンド)おすすめ比較|配信・Web会議用に取付方式・可動域で選ぶ6選

マイクアーム(ブームスタンド)おすすめ比較|配信・Web会議用に取付方式・可動域で選ぶ6選 PC・デスク周辺機器

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この記事の結論
数ある製品の中で総合おすすめNo.1はサンワダイレクト マイクアーム 100-MCST001です。耐荷重2kgとUSBコンデンサーマイクからXLRダイナミックマイクまで幅広く対応でき、3関節構造で口元まで自在に動かせる可動域の広さ、7,480円前後という手の届きやすい価格、国内メーカーならではの日本語サポートの安心感が決め手です。薄型でモニター下に収めたい人はElgato Wave Mic Arm LP、とにかく費用を抑えたい人は後述のFIFINE BM88も候補になります。

概要:マイクアームとは何か、マイク本体との違い

マイクアーム(ブームスタンド)は、マイク本体をデスクに固定し、口元まで持ってくるための「設置器具」です。マイク自体に集音性能や音質を左右するカプセルは内蔵されておらず、あくまでUSBコンデンサーマイクやXLRダイナミックマイクをクランプで挟み、関節を曲げて好きな位置に固定するための土台という位置づけになります。当サイトで紹介しているUSBコンデンサーマイクのおすすめ比較記事がマイク「本体」を選ぶための記事だとすれば、この記事はそのマイクを快適な位置に「設置」するためのアーム・スタンドを選ぶための記事です。卓上に据え置くだけのマイクスタンドと違い、マイクアームはデスクにクランプで固定して宙に浮かせる形になるため、デスクスペースを圧迫せず、配信中やWeb会議中にマイクを口元に近づけたまま資料操作やタイピングができるのが最大のメリットです。この記事では取付方式・可動域・耐荷重・ケーブル内蔵の有無が異なる6製品を比較し、選び方から詳細レビューまで解説します。

マイクアームの選び方

取付方式(クランプ式かネジ穴固定か)

マイクアームの多くはデスクの天板を挟み込む「クランプ式」ですが、対応できる天板の厚みは製品ごとに異なります。多くの製品は厚さ2〜6cm程度の天板に対応していますが、ガラス天板や極端に厚い・薄い天板を使っている場合は、購入前に対応厚みを必ず確認しましょう。天板に穴を開けられる環境であれば、クランプではなくネジ穴で固定するグロメット式に対応した製品を選ぶとより安定感が増します。

可動域・関節数をチェックする

関節(ジョイント)の数が多いほど、マイクを立体的に自由な位置へ動かせます。1〜2関節のシンプルなアームは配置の自由度が下がる一方、価格を抑えやすく設置も簡単です。3関節以上のアームは、口元の高さ・奥行き・角度を細かく調整でき、座り姿勢を変えてもすぐに位置を合わせ直せます。配信やゲーム実況で頻繁にマイク位置を変える人は、関節数と水平方向のリーチ(アームを伸ばしたときの長さ)の両方を確認しておくと失敗しにくくなります。

耐荷重(対応できるマイクの重さ)

マイクアームは製品ごとに耐荷重(対応マイク重量)が明記されています。ロジクールのBlue Yeti Nanoのような軽量なUSBコンデンサーマイク(約270g程度)であれば1kg前後の耐荷重でも十分ですが、Shure SM7Bのような大型のXLRダイナミックマイク(約700g超)を載せる場合は、2kg前後の余裕を持った耐荷重のアームを選ばないと、マイクの重みでアームが徐々に垂れ下がってしまうことがあります。使用予定のマイクの重量を確認したうえで、余裕を持った耐荷重のモデルを選びましょう。

ケーブル内蔵・取り回しのしやすさ

アームの内部にケーブルを通せる「内蔵配線」タイプは、デスク上にケーブルが垂れ下がらず見た目もすっきりします。内蔵配線に対応していない製品でも、アームに沿わせるケーブルカバーやクリップが付属していれば、ある程度の取り回しは可能です。Web会議や配信の背景に映り込むデスク周りをすっきりさせたい人は、ケーブル内蔵・カバー付きのモデルを優先するとよいでしょう。

用途別・価格帯別の選び方

  • 配信・ゲーム実況で頻繁に位置を変える人:3関節以上で可動域が広く、耐荷重に余裕のあるサンワダイレクト100-MCST001やMAONO BA92がおすすめ
  • Web会議が中心で見た目もすっきりさせたい人:薄型でモニター下に収まるElgato Wave Mic Arm LPが向いています
  • ポッドキャスト・宅録などプロ用途で本格的に使いたい人:水平リーチが長く安定感のあるRODE PSA1+が候補になります
  • とにかく費用を抑えて試したい人:5,000円台〜8,000円台のサンワダイレクト100-MCST002やFIFINE BM88が入門用として選びやすい価格帯です

おすすめ比較表

製品名 取付方式 可動域 耐荷重 ケーブル内蔵 参考価格
サンワダイレクト マイクアーム 100-MCST001 クランプ式(ロープロファイル対応) 3関節 2kg 対応(ケーブルカバー付き) 約¥7,480
サンワダイレクト マイクアーム 100-MCST002 クランプ式 フレキシブルアーム(自在に曲げられる) 0.2〜1kg 要確認 約¥5,980
Elgato Wave Mic Arm LP クランプ式(モニター下設置向け薄型) 水平360度回転、全長約740mm 2kgまで 対応(隠しケーブルカバー) 約¥16,000前後(変動あり)
MAONO BA92 クランプ式 複数関節・折りたたみ可 1.8kg 対応(内部配線チャンネル) 約¥10,500
FIFINE BM88 クランプ式(天板厚2〜6cm対応) 360度回転、全長約70cm 1.5kg 対応(ケーブル収納構造) 約¥8,000
RODE PSA1+ クランプ式/デスク差し込み式の2Way 水平リーチ約820mm、垂直約840mm、360度回転 要確認(大型XLRマイク前提設計) 対応(面ファスナー式ケーブルラップ付属)

※RODE PSA1+の参考価格は約¥14,900〜(変動あり)。表内の価格・仕様は記事執筆時点の情報であり、販売状況により変動します。購入前に商品ページで最新情報を確認してください。

各商品の詳細レビュー

サンワダイレクト マイクアーム 100-MCST001(総合おすすめNo.1)

サンワダイレクトの100-MCST001は、ロープロファイル天板にも対応するクランプ式のマイクアームです。Amazonで見る

メリット:耐荷重2kgと今回比較した中でも上位クラスで、USBコンデンサーマイクはもちろんShure SM7Bのような重めのXLRダイナミックマイクまで幅広く対応できます。3関節構造で口元の高さ・奥行き・角度を細かく調整でき、ケーブルカバーも付属しているためデスク上がすっきりします。

デメリット:3関節の可動域を確保している分、Elgato Wave Mic Arm LPのような超薄型モデルと比べるとアーム自体の存在感はやや大きく、Webカメラの画角によってはアームが映り込むことがあります。

他商品との違い:同じサンワダイレクトの100-MCST002がフレキシブル関節で軽量マイク向けなのに対し、100-MCST001は3関節・耐荷重2kgとより本格的な負荷に対応できる点が異なります。

おすすめな人:USBマイクからXLRマイクまで将来的に買い替える可能性がある人、可動域の広さを重視する人。

注意点:クランプの対応天板厚みを事前に確認し、ガラス天板や極端に薄い・厚いデスクでは使用可否を商品ページでチェックしてください。

サンワダイレクト マイクアーム 100-MCST002(フレキシブルタイプ)

100-MCST002は関節で角度を決める方式ではなく、アーム自体をぐにゃりと曲げて位置を固定するフレキシブルタイプのマイクアームです。Amazonで見る

メリット:関節のロックを緩めて位置決めをする手間がなく、感覚的にマイクの位置を微調整できます。価格も5,980円前後と今回の比較製品の中で最も手頃な部類に入ります。

デメリット:耐荷重は0.2〜1kgとされており、重量のあるXLRダイナミックマイクには不向きです。軽量なUSBコンデンサーマイクやピンマイク用途を想定した設計です。

他商品との違い:3関節でロックする100-MCST001に対し、力を加えるとその場で形状が保持されるフレキシブル構造である点が大きく異なります。

おすすめな人:軽量なUSBマイクを使っていて、とにかく安く手軽にマイクアームを試したい人。

注意点:使用しているマイクの重量が0.5kgを超える場合は、垂れ下がりが起きないか到着後すぐに確認しましょう。

Elgato Wave Mic Arm LP

Elgato Wave Mic Arm LPは、モニターの下に設置しても視界を遮らないよう設計された薄型デザインのマイクアームです。Amazonで見る

メリット:水平方向に360度回転しながらも、通常のブームアームより低い位置に収まる薄型設計で、配信画面やWebカメラの映り込みが気になりにくいのが特徴です。ケーブルを内部に隠せる構造で、デスク上の見た目もすっきりします。

デメリット:実勢価格は1万6千円前後と、今回の比較製品の中ではRODE PSA1+に次いで高価格帯に位置します。薄型設計のぶん、垂直方向の可動域は他製品より控えめです。

他商品との違い:今回紹介する製品の中で唯一「モニター下に収める」ことを前提とした薄型設計になっており、配信の画角作りを重視するストリーマー向けの設計思想が明確です。

おすすめな人:配信画面やWeb会議の映像にマイクアームが映り込むのを避けたい人、Elgato製品で機材を統一したい人。

注意点:耐荷重は2kgまでとされていますが、薄型構造ゆえに大型マイクを載せると先端が沈みやすくなる場合があるため、重いマイクを使う場合は角度調整をこまめに行いましょう。

MAONO BA92

MAONO BA92は、航空機グレードのアルミ素材を採用した金属製のマイクアームで、複数関節による折りたたみとケーブル収納チャンネルを備えています。Amazonで見る

メリット:耐荷重1.8kgと余裕があり、金属製で剛性感もしっかりしています。使わないときはコンパクトに折りたたんでおけるため、デスクを広く使いたいときに便利です。

デメリット:参考価格は1万円前後と、サンワダイレクトの2製品やFIFINE BM88と比べるとやや高めの価格帯になります。

他商品との違い:MAONOブランドのマイク(PD100X・PD200Xシリーズなど)と組み合わせて使うことを想定した設計になっており、同ブランドのマイクを使っている人には見た目の統一感が出しやすい製品です。

おすすめな人:剛性の高い金属製アームを求める人、MAONO製のマイクとセットで揃えたい人。

注意点:付属のネジアダプターが自分のマイクのネジ規格(3/8インチ・5/8インチ)に対応しているか、購入前に確認しておくと安心です。

FIFINE BM88

FIFINE BM88は、ロープロファイル設計を採用しつつ価格を抑えたエントリー向けのマイクアームです。Amazonで見る

メリット:全長約70cmと今回の比較製品の中でも取り回しがしやすい長さで、天板厚2〜6cmの幅広いデスクに対応するクランプを備えています。価格も8,000円前後と手を出しやすい水準です。

デメリット:耐荷重は1.5kgで、サンワダイレクト100-MCST001やMAONO BA92と比べるとやや控えめです。重量級のXLRマイクを載せる用途にはあまり向きません。

他商品との違い:同社のUSBコンデンサーマイクとセットで販売されることも多く、初めてマイクアームを導入する人向けにエントリーモデルとして設計されている点が特徴です。

おすすめな人:初めてマイクアームを購入する人、USBコンデンサーマイク用途に絞って費用を抑えたい人。

注意点:白(BM88W)と黒(BM88)でカラー展開が分かれているため、デスク周りの配色に合わせて選ぶとよいでしょう。

RODE PSA1+

RODE PSA1+は、放送局やレコーディングスタジオでの使用も想定して設計されたプロ仕様のスタジオブームアームです。Amazonで見る

メリット:水平リーチ約820mm、垂直方向約840mmという今回の比較製品の中で最大級の可動範囲を持ち、360度回転にも対応しています。デスクへのクランプ固定と天板への差し込み固定の2Wayに対応しており、設置環境を選びません。

デメリット:参考価格は1万4千円台からと今回の比較製品の中で最も高価格帯です。アーム自体のサイズも大きいため、コンパクトなデスクでは他の機材と干渉する可能性があります。

他商品との違い:他の5製品が配信・Web会議向けの実用性を重視しているのに対し、PSA1+はShure SM7Bなど本格的なXLRマイクを使ったナレーション収録やポッドキャスト収録を前提としたプロ向け設計になっている点が大きく異なります。

おすすめな人:本格的なポッドキャストやナレーション収録用に、大型のXLRマイクを安定して支えたい人。

注意点:大型のブームアームのため、設置スペースに十分な余裕があるか事前に確認してから購入しましょう。

マイクアームを長く使うためのポイント

マイクアームは可動部が多い機構のため、長期間使い続けるとテンション調整ネジやクランプ部分が緩んでくることがあります。マイクの角度が徐々に下がってくるようになったら、関節部のネジをドライバーで締め直すことでほとんどの場合は改善します。また、クランプ部分はデスクの天板を長期間強く挟み続けるため、天板の素材によっては跡が残る場合があります。気になる場合は、クランプと天板の間に薄いフェルトなどを挟むと傷や跡を防ぎやすくなります。ケーブルを内蔵できるタイプでも、ケーブルを無理に折り曲げた状態で通すと断線の原因になるため、余裕を持った長さのケーブルを使い、アームの可動域に合わせて緩やかに這わせるようにしましょう。

よくある質問(FAQ)

Q. マイクアームとマイクスタンドは何が違いますか?

A. マイクスタンドはデスクや床に据え置くタイプで、設置後は位置を大きく動かしにくいのに対し、マイクアーム(ブームスタンド)はデスクにクランプで固定し、関節を曲げてマイクを口元まで持ってこられる点が異なります。デスクのスペースを圧迫せずに使いたい場合はマイクアームが適しています。

Q. マイクアームだけ購入すれば配信を始められますか?

A. マイクアームはあくまで設置器具のため、別途マイク本体が必要です。マイク本体をお探しの方はUSBコンデンサーマイクのおすすめ比較記事もあわせてご覧ください。

Q. どんなデスクにも取り付けられますか?

A. 多くの製品は天板厚2〜6cm程度のクランプに対応していますが、ガラス天板や極端に厚い・薄い天板では取り付けできない場合があります。購入前に商品ページで対応する天板厚みを必ず確認してください。

Q. USBマイクとXLRマイクで選ぶべきマイクアームは変わりますか?

A. USBコンデンサーマイクは比較的軽量なものが多く、耐荷重1kg前後のアームでも十分対応できます。一方でShure SM7Bのような大型のXLRダイナミックマイクは700g前後と重いため、耐荷重2kg前後の余裕あるアームを選んでおくと安心です。

Q. マイクアームを使わないときはどうすればよいですか?

A. 多くの製品は関節を折りたたんでコンパクトにまとめられます。MAONO BA92のように折りたたみを前提に設計されたモデルであれば、使わないときにデスクの隅にすっきり収納できます。

まとめ

マイクアーム選びは「取付方式(クランプ式かネジ穴固定か)」「可動域・関節数」「耐荷重(対応マイクの重さ)」「ケーブル内蔵の有無」の4点を押さえておくと失敗しにくくなります。総合的にバランスが取れているのはサンワダイレクト マイクアーム 100-MCST001で、耐荷重2kg・3関節の可動域・手頃な価格を兼ね備えています。とにかく費用を抑えたいならサンワダイレクト100-MCST002、配信画面への映り込みを避けたいならElgato Wave Mic Arm LP、金属製の剛性感を求めるならMAONO BA92、初めての1本ならFIFINE BM88、本格的なXLRマイクでの収録用途にはRODE PSA1+がおすすめです。マイクアームと合わせてマイク本体を選びたい方はUSBコンデンサーマイクのおすすめ比較記事、配信・Web会議用のデスク周りの機材をさらに充実させたい方はヘッドホンスタンドのおすすめ比較記事配信・Web会議用リングライトのおすすめ比較記事もあわせてチェックしてみてください。

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